新型GR86は1.6Lターボ? 謎多きスープラの本性は!? S耐開幕戦からGRの次世代モデルを占う
掲載 carview! 文:編集部/写真:トヨタ、編集部 15
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年初の「東京オートサロン2024」で公開され、先日販売が始まった進化型「GRヤリス」は、今年もさらに進化を続ける年になりそうだ。
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前述の2台と同じくST-Qクラスへと投入される「#32 GRヤリス DAT」は、DAT(ダイレクト・オートマチック・トランスミッション)の名の通り、進化型に新たに搭載された8速AT(GR-DAT)を鍛えるために投入されている。
DATは、プロとアマの変速スピードの差を埋め、ブレーキングやハンドル操作に集中することでタイム差を減らすのがそのコンセプト。スポーツランドSUGOでは、プロとアマ(モリゾウ氏)とのタイム差は2秒以内に収まるという(モリゾウ氏も相当運転は上手いのだが……)。
冷却に厳しいコンパクトなボディに、ハイパワー・大トルクの1.6Lターボエンジンを搭載したGRヤリスにとって、長年悩まされてきたのが熱問題。今シーズンは、DATの制御ソフトのアップデートや冷却性能の向上(サブラジエターの追加)、DAT専用の新開発LSDなどを投入し、主にパワートレインや駆動系を鍛えるという。
今回のテストでは概ね問題なくDATが機能したそうで、ここで開発されたパーツは、GRヤリスのDATモデルでレースをするカスタマーが、今後追加オプションとして後付けできるよう準備を進めているそうだ。
さらに今年は、ニュルブルクリンク24時間レースへの投入も予定されており、TGRの掲げる「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」を旗印に、GRヤリスの進化は永遠に続けられていくのである。
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次戦はいよいよ、5月24日から26日に富士スピードウェイで行われる「第2戦 富士SUPER TEC 24時間レース」。フードやショッピングコーナーも充実し、24時間飽きさせないよう打ち上げ花火や様々なイベントも行われ、15歳以下のお子様は無料になるファミリーチケットもある。
今回は出走しなかった「水素カローラ」を、“マッチ”こと近藤真彦氏がドライブするなど見どころも多い。さらにほかのメーカーも、走る実験室として未来の市販車の技術を磨いている。
クルマの開発現場を実際に覗きながら、未来の市販車に想いを馳せる。そんな楽しみ方ができるのも、S耐の魅力の一つなのである。
(終わり)
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